「会社員だけど将来が何か不安、、」
「会社員でも安全にお金を増やす方法はないかな?」
「初心者に投資は難しいって聞いたことあるけど、、」
将来お金に不安がある多くの方は、投資もできず散財した結果です。この状態が続けば、老後もお金に苦労することが増えるでしょう。
そこでこの記事では、初めて投資をする会社員の方でも安全に投資ができるように、投資の種類と投資の注意点をわかりやすく解説をします。この記事を読めば、投資で失敗する可能性を減らすことができます。
投資にはリスクがあり、投資経験がない初心者が、簡単に利益を出すことは難しいです。安全に投資を始めたい方は、ぜひ最後まで読んでください。
投資とは
投資とは、利益を得るためにお金を出すことです。株式、債権、不動産などを購入することが投資に該当します。投資には投機、貯蓄と似たような意味合いがありますが、違いは下記のとおりです。
- 投資
将来有望な企業や不動産などに利益を得るために、お金を出すこと。 - 投機
相場の変動を利用して、短期間で利益を得ること。 - 貯蓄
将来のために銀行などに預け、貯めていくこと。
投資は貯蓄よりお金が増える可能性もありますが、減ることも十分あり得ます。その一方で、投機よりはリスクが低い手法です。
会社員にもできる投資の種類
会社員にもできる投資は、下記になります。
- 株式投資
- ポイント投資
- FX投資
- 不動産投資
各投資ごとに、特徴を知っておくことが大切です。
株式投資
株式投資は大きく分けて2つの投資手法があります。
インデックス投資(キャピタルゲイン狙い)
インデックス投資とは、ベンチマーク(運用の基準とする指標)に連動する運用成果を目指す運用スタイルです。
具体的には、日経平均株価225(日本の上場企業全体の株価)があり、日本の上場企業全体に投資をすることになり、個別での銘柄分析が不要になります。日本企業が伸びれば、連動して株価も上がる仕組みです。
キャピタルゲインとは、株式や債券など、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のことです。
引用:初めてでもわかりやすい用語集(SMBC日興証券)
高配当株投資(インカムゲイン狙い)
高配当株投資とは、配当利回りが高い株から配当をもらう投資です。定義として何%と決まりはありませんが、おおむね4%ほどが高配当といわれています。
毎年、投資した企業から年1回〜2回安定した配当収入が得られるのが魅力です。
インカムゲインとは、株式や債券などの資産を保有中に得られる収益のことです。
引用:初めてでもわかりやすい用語集(SMBC日興証券)
ポイント投資
ポイント投資とは、現金の代わりにクレジットカードなどで発生したポイントを、証券会社を通して投資する手法です。実際に株を買うので、利益が出れば現金として出金ができます。
最初に現金を減らすリスクがないので、初心者のうちは安全にできる投資です。
FX投資
FXとはForeignExchange(外国為替)を略したものです。通貨同士を交換することで、(例:円↔︎ドル)購入時からの為替差益を狙う投資です。FXは少額からでも大きな利益を狙え、預けた金額を最大25倍で取引ができます。
FXは短期の取引になることが一般的で、投機要素が強くなります。
不動産投資
不動産投資は、アパートやマンションなどの不動産物件を、第3者に貸し出し家賃として利益を受け取る投資手法です。投資種類も下記のようにあります。
- 一棟マンション・アパート投資
- ワンルーム投資
- 区分マンション投資
- 新築・中古戸建て投資
- 駐車場投資
- 民泊・シェアハウス投資
不動産投資の特徴として、入居者が定着すれば長期的に安定した家賃収入が見込めます。また、不動産を売却して売却益を得ることも可能です。自己資金が少なくても融資を受けられるため、安定した職業についている会社員には相性がいい投資です。
会社員におすすめで安全な投資3選
会社員におすすめの投資は下記の3つです。
インデックス投資
インデックス投資は個別に銘柄を選ぶ必要がなく、幅広く分散が効いています。投資先が分散されていることで、集中して投資するよりもリスクが抑えられます。
購入手数料が0円の商品もあり、投資初心者には安全で始めやすい投資です。
高配当株投資
高配当株投資は、定期的に配当がもらえることで、安定して投資が行えます。一度購入をすると保有しているだけで、手間が掛かりません。
デイトレードのように毎日株価をチェックする必要もなく、感情的にも付き合いやすい投資です。
ポイント投資
ポイント投資は、現金を使わないため、ハードルが低く始めやすい投資です。投資のリスクは低いですが、リターンも低くなります。ポイントなので感情的に付き合いやすく、投資の経験を得るには、リスクが限定的で初心者におすすめです。
会社員が投資で失敗しないために気をつけること
投資にはリスクがあり、お金がなくなる可能性があります。よく理解せずに始めてしまうと損をするのが投資です。下記で解説することに気をつけるだけでも、大きな失敗は防げます。
少額から投資をする
投資に慣れないうちは、少額からの投資がおすすめです。最初から大金を投資すると株価(時価)の値動きに、メンタルが耐えられない可能性があります。
投資を始めたタイミングで暴落が起きてしまい、投資額が半分に減ることも珍しくありません。少額から始めて、値動きに慣れてから徐々に入金額を増やしましょう。
余剰資金内で投資をする
投資にはリスクが伴うため、余剰資金で行うのが一般的です。投資したお金が必ずしも増えるわけではありません。
投資した会社が倒産したり、株価の大暴落が起きたりすれば、投資した金額が0円になる可能性もあります。大きな値動きに耐えられるように、投資は常に余剰資金で行いましょう。
資産を分散して投資をする
安定的な投資をするには資産の分散が必要です。一点集中投資をすると、その選んだ商品が不調になると資産も減ってしまいます。
しかし他業種やビジネスモデルが違う会社を10箇所に分散していれば、もし一社が倒産しても、10分の1の損失で抑えることができます。分散して安全に投資することが継続のコツです。
目的を決めて投資をする
投資を始める前に、投資をする目的を決めることが大切です。目的によって投資の手法が変わります。
例えば、老後資金を貯めるのにリスクの高いFX投資は向いていません。長期で運用するなら、インデックス投資が最適になるでしょう。投資を始める前に、どのくらいの期間で、どのくらいの金額が欲しいか決めると、投資で失敗する可能性は大きく減らせるでしょう。
初心者が今から株式投資を始める手順
初心者が株式投資を始める手順を解説します。
1.自分に合った株式投資方法を決める
自分に合った投資方法を下記の中から選びます。
- インデックス投資
- 高配当株投資
- ポイント投資
- FX投資
- 債権投資
どのくらいの期間で、どのくらいの金額が欲しいか、目的を決めて投資の手法を決めます。目的が明確に決まっていなければ、少額から投資を始めて考えていきましょう。
2.証券口座を選び口座を開設する
株を購入するために、証券口座を開設します。証券口座は銀行の口座と違い、株の購入や売却をするための口座です。手数料の安さ、取扱商品の多さから下記表の2つの証券口座がおすすめです。
比較ポイント | SBI証券 | 楽天証券 |
口座開設数 | 1,100万口座 | 900万口座 |
手数料プラン(国内株式) | 条件達成で取引代金に関わらず0円 | 「ゼロコース」選択で取引代金に関わらず0円 |
手数料プラン(米国株式) | 0.495% | 0.495% |
単元未満株 | ◯ | ◯ |
新NISA・iDeco | ◯ | ◯ |
投資信託 | ◯ | ◯ |
ポイントサービス | Tポイント Ponrtaポイント dポイント Vポイント JALポイント | 楽天ポイント |
FX | ◯ | ◯ |
3.証券口座に入金する
銀行から振込みで証券口座に入金します。振込に時間が掛かる場合もあるので余裕を持って入金しましょう。
4.商品を選ぶ
投資商品を選びます。何を選べばいいか迷ってしまう場合は、なじみのある企業や少額で買える投資商品を選びましょう。
5.株を購入する
選んだ商品を注文し、購入する。株の購入方法は下記の2通りがあります。
指値注文(さしねちゅうもん) :金額を指定して注文、購入すること。指定した金額にならなければ購入することができない。
成行注文(なりゆきちゅうもん):すぐに売買注文できるが、割高で購入する可能性もある。
最初のうちは、確実に購入ができる成行注文がおすすめです。
6.株を保有する、株式を売却する
株を購入後は、保有するか売却するかの2点になります。
保有する場合:株を購入後、保有することで年1回〜2回配当金が支払われます。(無配の株もある)
売却する場合:株を売るときは、所有している株の株数を何株売るか指定します。1000株所有している場合、200株だけ売ることも可能で、対象の株価を見ながら売るタイミングを決めます。
株は売って初めて利益が確定します。株価が上昇しても売らなければ利益は確定しません。
7.銀行口座に出金する
出金を申し込むと、指定金融機関に振り込まれます。
まとめ:会社員はリスクを取らずに安全に投資をしよう
会社員は本業があり、投資ばかりに集中することができません。会社員という安定した職業を持ちつつ、投資で少しずつリスクを取っていきましょう。
「安定した給料+株式投資」で安全にお小遣い程度を稼ぐといったことも可能です。投資に関する勉強をすれば、あとは実践していくことが大切です。少額から安全に投資を始めましょう。
今回の記事が少しでも投資初心者の方のお役に立てば幸いです。
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